美容皮膚科


<IPL> 
 Intense Pulsed Lightという光をお顔に照射する治療法です。
 1回の施術時間は15分~20分、施術後にガーゼや絆創膏を貼る必要は
 ありません。


 お化粧して帰りたい方は普段のメイク用品をお持ち下さい。通常3週間おきに
 5回程度行います。

(適応症状) シミ、そばかす、赤ら顔、小じわ、毛穴の開き、
       ニキビ、ニキビ跡、たるみ等



<レーザー脱毛>
 

 医療分野で安全が認められたレーザーを使用し、毛が持つメラニン色素にのみ
 反応して毛根に作用します。

 医療レーザー脱毛は、毛の生えるサイクルに基づいて行われますので複数回
 治療します。

 女性のワキの場合は通常1ヶ月~1ヶ月半おきに3~4回の通院が必要です。

 脱毛後に日焼けすることは色素沈着の原因になるので脱毛が終了するまで
 直射日光に気をつけましょう。




<ケミカルピーリング> 

 皮膚表面の古い角質層を取り去り、新陳代謝(ターンオーバー)を促がす
 治療法です。

 日本皮膚科学会ケミカルピーリングガイドラインでは

 1.高い適応のある疾患・・・座瘡(ニキビ)
 2.適応のある疾患

       
毛孔性苔癬(両腕などにみられるぶつぶつ)
    炎症後色素沈着(炎症によってできたシミ)
    
日光性色素沈着(日光の影響でできたシミ)
    肝斑(30~40代の女性の顔にできるシミ)
    雀卵斑(そばかす)

 となっています。

 1回の所要時間は20分~30分程度、肌の状態により異なりますが
 7~14日に一度くらいの割合で最低4回は行います。

  ニキビ、シミ、毛孔性苔癬ではそれぞれ使うお薬が違います。




<レチノイン酸>  

 レチノイン酸はビタミンAの誘導体で、難治性のニキビの治療薬としてアメリカ
 で認可された後、現在では小じわ、シミにも効果が認められています。




<ビタミンC誘導体> 

 ビタミンCの一部をリン酸塩におき換えて、安定化させ、皮膚に入りやすく
 したものです。

 肌に浸透した後、肌の中の酵素により、リン酸部分ははずされ、ビタミンCと
 してはたらきます。

 しみ、くすみ、ニキビ、小じわ、たるみを改善する効果が期待できます。

 イオン導入では微弱な電流を用いて人体内に効果的に導入します。




<ハイドロキノン>  

 現在使われている美白剤のなかで最も効果があるとされています。

 早い場合で1ヶ月後より色調が薄くなりますが、明らかに効果が認められる
 のは約3ヶ月後です。